Structure 構造
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コンクリート強度
建物の根幹である躯体には、約100年間大規模補修を必要としない※1とされるコンクリートを使用しています。通常のマンションのコンクリートはFc18~24N/mm2(ニュートン)程度を設計基準強度としていますが、「プライムアリーナ新百合ヶ丘」はFc30N/ mm2※2(ニュートン)以上。これは1m2に約3,000t以上の力が加わるまで壊れないという強固なコンクリートです。
※1 ただし、この数値はコンクリートの耐久性を示す推定値で、マンションのメンテナンス・大規模修繕が100年不要ということではありません。
※2 駐車場棟、付属棟、外構、工作物を除く。 -
直接基礎
建物の基礎とは、建物の荷重を直接支持基盤に伝達する、最下部の構造体をいいます。「プライムアリーナ新百合ヶ丘」では、支持地盤が比較的浅く強いため支持地盤の上に直接鉄筋コンクリート造の基礎を造り建物の重量を支えています。
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遮音性能
■床への対策
1.軽量床衝撃音への対策
乾式遮音二重床が採用されており、さらにフローリング床材と壁・巾木および敷居が接しないよう施工時に隙間を確保することで、衝撃音の軽減を図っています。
2.重量床衝撃音への対策
各居室は約200~250mmの床スラブ厚を確保しています。■住戸間の壁への対策
隣接する住戸間の戸境壁は、ほとんどを耐火遮音壁としています。さらに、戸境壁にコンセントボックスを設けないなど、建物設計の段階からきめ細かく遮音性能の向上に努めています。
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壁仕様
外部に面する壁厚は軽量気泡コンクリート(ALC)約100mmの厚みを確保。
断熱材とプラスターボードの使用により、断熱性や遮音性に配慮しました。
戸境壁は約136mm以上※1 の厚みを確保し、隣り合う住戸からの音に対して十分配慮しました。
また、万一火災が発生しても隣戸への延焼を防ぐため、通常の火災に1時間相当耐える※2 ことができる乾式耐火遮音間仕切り壁を採用しています。※1 乾式耐火遮音壁は約136mm以上、RC壁は約220mm以上。
※2 本物件に採用されている戸境壁の構造は、建築基準法上1時間程度の防火性能があると定義されているものです。 -
地盤調査
たとえどんなに強固な建物であっても、確かな強さを備えた地盤、そして建物と地盤をしっかりと一体化させる基礎がなければ、その強さを発揮することはできません。
そこで「プライムアリーナ新百合ヶ丘」では、地盤の許容支持力を正確に割り出すために、事前に敷地調査と、標準貫入試験などの地盤調査を実施しています。 -
住宅性能評価
住宅性能評価書は「住宅性能表示制度」に基づいて発行されるもので、住宅の性能を、法律に基づいた一律の基準で表示・評価しています。
プライムアリーナ新百合ヶ丘は、「設計性能評価」、「建設性能評価」共に取得しています。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。